都市の環境倫理:持続可能性、都市における自然、アメニティ

2014年6月5日

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吉永明弘
1976年生まれ。2006年千葉大学大学院社会文化科学研究科修了。現在 江戸川大学社会学部講師。専門は、環境倫理学、公共哲学。著書『都市の環境倫理ーー持続可能性、都市における自然、アメニティ』(勁草書房、2014年)




book-yoshinagaこれまで「環境倫理」というと、原生自然、里山、資源環境などについての議論が中心でしたが、この本では、都市という環境に注目しました。世界人口の半分以上が都市に住む現代では、都市環境こそが人々にとって身近な環境になっているからです。身近な環境を舞台にして、人々が規範をつくりだしていくことを目指し、子どものころの秘密基地づくりや、まち歩き、地図作りといった話題をからめて、読みやすく、わかりやすく、環境倫理を論じています。環境倫理学のテキストとしても読めますので、関心のある方はぜひ手にとってみてください。