哲楽メールマガジン:10月号

2015年11月2日

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哲楽編集人・田中さをり

哲楽メールマガジン

2015/11/2日号 vol.15

いつも高校生からの哲学雑誌『哲楽』を応援頂きありがとうございます。哲楽メールマガジンをお届けします。最後までゆっくりお付き合い下さい!

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現代哲学ラボ

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西千葉・Moonlight Bookstore哲学カフェ

News
哲学関連ニュース

 

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現代哲学ラボ

12月12日開催決定!

typeA
第2回:「永井均氏に聴く:哲学の賑やかさと密やかさ」
ゲスト:永井均氏
日時:2015年12月12日(土) 14:00 – 15:30
場所:ホテル&レジデンス六本木 ニシロクラボ
定員25名、抽選制
参加費:2000円 ※事前決済
支払方法:お振込み ※抽選後ご当選された方にお知らせします。
お申込み締切11月16日(月)
哲楽ウェブサイトにてお申込みの受付を致します。
現代哲学ラボの第2回として、2015年12月12日に哲楽公開インタビュー「永井均氏に聴く:哲学の賑やかさと密やかさ」を、ホテル&レジデンス六本木 ニシロクラボにて開催します。

お席に限りがございますので、お申込み頂いた方の中から抽選で25名の方にお席をご用意させて頂きます。抽選の結果は11月17日以降にお知らせ致します。ご当選頂いた方は、事前の参加費のお振込を頂く必要がございますので、ご了承下さい。
当日は、現代日本を代表する哲学者である永井均氏をお招きして、ご著書の『哲学の賑やかなつぶやき』と『哲学の密かな闘い』(ぷねうま舎から2013年出版)を素材に、森岡正博氏とのトークをお届けます。

現代哲学ラボとは

現代哲学ラボは、現代哲学の領域で哲学的な思索を発信している人たちが集い、 次世代に哲学を伝える場を作り出す活動で、不定期に講演会やトークイベントを開催します。現代哲学の先端の話題を、そのレベルを落とすことなく、専門家以 外の人々へと開いて交流していくことを目指します。哲学初心者の方や、大学生、中高生の方の参加も歓迎します。開催形式は、大学の教室を利用する教室形式 と、カフェやスタジオを借りるカフェ形式のいずれかで行ない、参加費は無料の場合と有料の場合があります。

運営者

  • 森岡正博 (早稲田大学:現代哲学ラボ世話人)
  • 田中さをり (雑誌『哲楽』編集人:現代哲学ラボ世話人)
  • 永井均 (日本大学:現代哲学ラボ賛同人)
  • 入不二基義 (青山学院大学:現代哲学ラボ賛同人)

Event

西千葉・Moonlight Bookstore 哲学カフェ

哲楽編集部の企画で始まった、西千葉のMoonlight Bookstoreさんでの哲学カフェ。大阪大学の戸谷洋志さんを進行役に、先月から新しく連続シリーズとして開催しております。

第7回の哲学カフェ、テーマは「承認されたい私 」です。ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)が日常的なツールとなり、そこでのコミュニケーションが一般的となった今日、いま一度承認欲求や自己顕示、またはそれに対する反応(嫌悪感など)について考えてみませんか。

千葉大学ほど近くのこの古本屋さんは、哲学科出身の新店主が切り盛りしています。日曜日の昼下がり、総武線に揺られて、ぜひお出かけ下さい。

  • 日時:2015年11月29日(日) 14:00~16:00
  • 参加費: 1,000円  学生 500円〈1ドリンク付き〉
  • 定員:限定15名(お申込み順)
  • 進行役 大阪大学大学院文学研究科 日本学術振興会特別研究員 戸谷洋志
  • 場所:MOONLIGHT BOOKSTORE
  • ご予約・お問い合わせは MOONLIGHT BOOKSTORE
  • 千葉市中央区松波2-19-11高山ビル1F 〒260-0012
  • 電話043-287-0526 長嶋まで

News

哲学関連ニュース

今月の編集人Tweeter (@MIDAP) で通り過ぎていった哲学関連ニュースをまとめてお届け!2015年9月1日〜9月28日分

教育

[ニュース 9/29] 読売新聞: 大学教育を深める「道徳」 特別教科化への期待 ロバート キャンベル東京大学教授(読売教育ネットワーク) http://kyoiku.yomiuri.co.jp/torikumi/jitsuryoku/iken/contents/post-421.php
[ニュース 10/5]産経:台湾・中国でも出版 日本の中高生向け哲学書 www.sankei.com/life/news/1510… @Sankei_newsさんから
[ニュース 10/11]東京新聞:人文系軽視の中、哲学に新科目 クリティカル・シンキングで学ぼう www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho…

ロボット・人工知能

[ニュース 10/16]日経新聞:榊原経団連会長「ロボットや人工知能活用で生産性向上を」官民対話 www.nikkei.com/article/DGXLAS…
[ニュース 10/17]ダイヤモンドオンライン:日本人のロボット愛を見た…「ヘボすぎるロボコン」に潜入! diamond.jp/articles/-/80060
[ニュース 10/8]JBpress:人工知能の耐えられない狭さ~茂木健一郎氏 jbpress.ismedia.jp/articles/-/44944
[ニュース]engadget:「ロボットカーは乗員をどこまで守る?」AIが倫理ジレンマに遭遇したらどう判断させるかの研究結果 japanese.engadget.com/2015/10/28/ai/
[ニュース10/27]西日本新聞:ロボット技術者を世界に輩出 九工大院が新コース [福岡県] www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyus…
ニュース10/28]ニュースイッチ:<リノさんのロボット社会論 #02>「アシモX」? ホンダの人型ロボットが進化 newswitch.jp/p/2485

障害・手話[ニュース 10/8]読売新聞:伊勢市手話言語条例案を可決 www.yomiuri.co.jp/local/mie/news…
1億総活躍社会と言語の多様性理解が結びつくことで手話の形態に影響はないのかな…→[ニュース 10/2]手話言語法、制定の機は熟した 日本財団会長・笹川陽平 www.sankei.com/column/news/15…
[ニュース10/28]神戸新聞:知的、精神、発達障害者ら職員採用試験の対象に 明石市 www.kobe-np.co.jp/news/shakai/20…
[ニュース10/28]産経:兵庫・明石市、発達障害者や難病患者も職員採用へ 「全国で初」 www.sankei.com/west/news/1510…
[ニュース10/27]NHK:障害者の陸上世界選手権 山本が金 上与那原が銀 www3.nhk.or.jp/news/html/2015…
[ニュース 10/30] 映画.com:リリー・フランキー、障害者の“聖人化”を問題視「車いすの人だって性欲ある」 eiga.com/l/nDeCY
[ニュース 10/29]福井新聞:発達障害児に好影響ボードゲーム 福井の男性開発「かたろーぐ」www.fukuishimbun.co.jp/localnews/medi…
[ニュース 10/24] 読売新聞:発達障害を持つ漫画家、沖田×華(ばっか)さん(3)障害に理解を 作品で描く当事者の思い www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=12…
[ニュース 10/24] 朝日新聞:勝手な障害者像ぶち壊す リングに上がり続ける鶴園さんwww.asahi.com/articles/ASHBP…
[ニュース 10/29]東京新聞:マイナンバーで性同一性障害者 アンケート7割が懸念 www.tokyo-np.co.jp/article/nation…哲学
[ニュース 10/16]コミックナタリー:若木民喜が描く哲学マンガ「ねじの人々」1巻、「なのは洋菓子店」も同時発売 natalie.mu/comic/news/163…
[ニュース 10/17]ニッケイ新聞:路上生活者から哲学博士へ=授業で身の上話聞かせる教授 www.nikkeyshimbun.jp/2015/151017-03…
[イ ンタビュー] 須藤凜々花さんのコメント素敵→「『実存主義者』の反対は『本質主義者』っていうんですけど、本質主義者は『イケメン』とか『カワイイ 子』っていう理想像に自分の好きな人を近づけるんですけど、実存主義だったら『自分がどう思うか』なので。」goo.gl/fdM7OK
[ニュース 10/30] 東洋経済オンライン: 「哲学は万人に必要」は、マヌケな幻想だ ほとんどの人には、役に立たないどころか害 | 哲学塾からこんにちは toyokeizai.net/articles/-/89938医療・介護[ニュース 10/7]産経:「死ぬ権利」法が米加州で発効へ メイナードさんの尊厳死が契機 www.sankei.com/world/news/151…
[ニュース 10/14]キャリアブレイン:認知症介護実践者研修、ケアの倫理など新設 www.cabrain.net/news/article/n…
[ニュース10/23]ウートピ:人が命を作ることの是非 wotopi.jp/archives/28424
[ニュース10/27]朝日新聞:いのちの「操作」十分議論を 北海道大安全衛生本部教授の石井哲也さん apital.asahi.com/article/news/2…
[ニュース 10/25]北海道新聞:脳死と脳生 dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/s…
[ニュース 10/31]livedoor:パンをのどに詰まらせ小1女子が窒息 「早く食べなさい」のプレッシャーか news.livedoor.com/article/detail…
[ニュース 10/28]NHK:がん患者の卵子や精子 凍結保存指針作りへ  nhk.jp/N4Lw4JZt
[ニュース10/30] NHK:子どものがん患者も卵巣凍結保存 海外例報告  nhk.jp/N4Ly4Jd6ひきこもり[ニュース10/29] 東京新聞:「不安を明確にし対策を」 ひきこもりの中高年養う親の生活設計) www.tokyo-np.co.jp/article/living…
[ニュース 10/21] 読売新聞:ひきこもり、40歳以上が6割 www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=12…

生殖医療
[ニュース 9/15] 読売新聞:宇宙の弟と地上の兄、双子で遺伝子影響など実験
http://www.yomiuri.co.jp/science/2015095-OYT1T50110.html?from=tw… (http://t.co/kVqrKbaXHh)
[ニュース 9/23] HBO:タイの医療ツーリズム業界を縮小させた、日本人による「ある事件」 http://hbol.jp/61001 (http://t.co/BK0LT6LHSr)

国連
[ニュース]NHK:“JKビジネス”などに対策を 国連人権問題専門家 www3.nhk.or.jp/news/html/2015…
[ニュース 11/1] ハフィントンポスト:「日本の難民認定、増やすべき」 緒方貞子・元国連難民高等弁務官が語る www.huffingtonpost.jp/2015/10/29/int…
[ニュース 10/31]NHK:国連 気温上昇の抑制目標「実現できない」 NHKニュース nhk.jp/N4Lz4JfX

出版・メディア

[ニュース10/27]日経ビジネス:研究者と編集者がタッグを組んだ新メディア business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15…
[ニュース 10/26] MAG2NEWS:【書評】天才・北野武の、あまりにも痛快な「道徳なんていらない」論 www.mag2.com/p/news/120932
[ニュース 11/1]映画.com:「セサミストリート」に自閉症のキャラクター登場 発達障害への理解を啓蒙 eiga.com/l/pPIla @eigacomさんから

原発

[ニュース 11/2] ダイヤモンドオンライン:真山仁、福島第1原発を行く ハゲタカ第5弾『シンドローム』週刊ダイヤモンドで連載開始! diamond.jp/articles/-/80914

サイエンス

[ニュース 10/30]ハザードラボ:男性用避妊薬の可能性 精子の動きを封じ込める酵素を発見 大阪大 | www.hazardlab.jp/know/topics/de… #hazardlab @hazardlabさんから

宇宙

[ニュース 11/1]日本経済新聞 :土星の衛星に水素、生命存在の可能性 東大・海洋機構  www.nikkei.com/article/DGXLAS…

訃報

[ニュース 10/29]NHKニュース: 中島みちさん死去 生命倫理巡る多くの著作  nhk.jp/N4Lx4Jcn

Afterword

編集後記

11月に突入してのメルマガとなってしまいました。お待ち頂いていた皆様、申し訳ございません!10月に哲楽の編集作業が本格化しまして、ニュースをするチェックする余裕があまりなかったのですが、「身体性の未来」というテーマでの次号に関連するニュースがいくつか流れましたので番外編をご紹介します。

10月18日からカタールのドーハで開催されていたIPC陸上競技選手権大会で、義足をつけたドイツ人のマークス・レーム選手がで8m40飛んで優勝したというニュースをイギリスメディアのGuardianが報じました。これは2012年のロンドンオリンピックでの銀メダルに相当する記録だそうで、2020年の東京オリンピックオリンピックに向けて、彼をオリンピック代表選手としてドイツ代表にするかで議論が起こりそうです。

一方で日本では、10月7日から、「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ(JVRC)」という仮想空間で災害ロボットの技術を競う競技が開かれ、こちらはマイナビニュースが報じています。経済産業省所管の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の主催で、公的資金が投入されて企画・運営されたこの大会では、ロボット五輪について主催者側から言及がありました。私もこの大会を見学して、関係者にお話を伺うことができましたが、ロボット五輪の問題について考えさせられました。

例えば今回のJVRC同様、東京ロボット五輪がバーチャル空間での競技になり、世界各国から参加者が参戦したら、イスラエルとアメリカが圧勝する可能性が高いようです。軍事産業の技術力をそのまま反映することになり、そうすると、「平和な社会の確立を奨励する」というオリンピズムにこの競技が沿うのかどうか。

もうひとつ問題があって、ロボット競技は数人の開発者がチームで参加すると、一人の人間の技能を集団でエンハンスしていることになります。しかも、それは身体技能ではなく、知能だけです。そしてこの競技に出場すること自体の心理的負荷もかなり高いのです。本当にこれも「肉体と意志と知性の資質を高揚させる」というオリンピズムに沿うのかどうか。

義足の陸上選手とロボット・シミュレーション競技のパイロットでは、競技する空間が現実空間なのか仮想空間かの違いはありますが、人間の身体や知能に、テクノロジーによる身体が付加されているという点は共通しています。この二つの競技は、「身体性の未来」への問題の輪郭を、私たちに教えてくれているようにも思います。

というわけで、11月中には、この「身体性の未来」のトピック盛りだくさんの哲楽最新号を何とかリリースできるようにしたいと思います!

田中さをり

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