漫画『CURE・生きる』の哲学

2010年8月22日

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前邑 恭之介(まえむら・きょうのすけ)
千葉大学文学部にて哲学を学ぶ。卒業後、NHKでドキュメンタリー制作の仕事に従事。現在は、ゲームデザインの仕事の傍ら、漫画制作に精力的に取り組む。




cure・生きる漫画家として活躍されている、前邑恭之介さんのアトリエにお邪魔しました。前邑さんは、2006年春に、漫画家の新人賞として有名な、四季賞を受賞されています。受賞作品の「CURE」は、講談社「月刊アフタヌーン」の2006年7月号付録として掲載され、大きな反響を呼びました。この作品は、事故で左足を損傷した一人の男子高校生が主人公です。台詞は少ないですが、主人公の回りの風景や人の表情がとても丁寧に描かれていて、壮絶な心理状態にあるはずの主人公が、体の回復とともに、少しずつ変化して行く様子が、まるで静かな日本映画を通して観ているように伝わってきます。この作品の続編が、パブーという電子出版のページで、公開されています。タイトルは「CURE・生きる」(左側の絵をクリックすると漫画が読めるページに移動します)。現在もアクセス数は伸び続けています。 その前邑さんは、大学のときに哲学を学ばれました。漫画表現と哲学について、じっくりお話をお伺いしてきました。どうぞお聞き下さい。

 

 

 

前邑恭之介さんのインタビューは「哲楽」第1号と「哲学者に会いにゆこう」でお読み頂けます。

哲楽創刊号

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